認知症の義母の骨折。その後・・第32話

要約

義母が朝から痛い痛いとうめいて、起き上がれず。骨折部分の回復が思わしくないのかもと素人なりに心配して、家内は朝食をとる間もなく義母をタクシーに乗せて整形外科へ。その結果、お医者さんから順調に治ってますよ、との診断。いま、痛いのはしょうが無いですよ、とも言われ一安心でした。

本題

義母があばら骨を骨折(ひび)してから10日目の昨日の朝、いつもよりなお痛がっていました。あ痛た!あ痛た!と・・そんな按配なので、その日からのショートステイをキャンセルして、家内が義母をタクシーに乗せて整形外科へ。行きはバス通りでタクシーを拾い、帰りは駅前からタクシーで戻ってきました。9時半に出て12時近くでした。そして、お医者さんから心配ないと言われたそうで一安心でした。

当初は、あまりにも痛がるので骨がちゃんとくっついてないのかも、と随分、心配しました。でも、レントゲン撮影の結果は良好。但し、骨は年齢なりにもろくなっているとのこと。病気知らずの鉄人の義母も、寄る歳の波には勝てないようです。

強力な湿布薬を処方してもらい、キャンセルしたショートステイをなんとか手続きしてもらい、明日から2泊3日でOKとなりました。家内は義母のボケ攻撃から、予定通り月に一度(トータル3日)、解放されることになって上機嫌です。

それにしても良くなってきているにもかかわらず、あの痛がりは何だったんでしょうか・・。たまたま寝違えて患部を痛めたのか、関心を引こうとした故なのか・・多分、寝違えによる痛みだったんでしょうね。今後の参考になりました。

何しろ、何がどうなってどうなのか、義母はその痛い状態を具体的に説明できないし、本人なりの心当たりを言えないので、こっちは戸惑うばかりでした。こんなときにお医者さんが近いと本当に助かります。

状況がさっぱり分らないはずです。義母の記憶保持時間は約1分ぐらいです。当然、目が覚めたときには、なぜ痛いのか本人はさっぱり分らないのです。おまけに、痛みにうめいている状態では、10日前に転んで骨折して、病院で看てもらって薬をもらっているんだよ、と説明しても全く聴いてません。ひたすら痛い痛いの連呼です。幼稚園児が痛い痛いと叫んでいるような感じですね・・。

・・これではお医者さんに診てもらうしかなかったですね。兎に角、状態が分って一安心でした。戻ってからの義母はと言うと、整形外科へ行ったことは全く覚えていなくて、「あ痛たた!」「あ痛たた!」「何で痛いのかね」と、しきりに家内に訴えています。

第32話を有り難うございました。

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