認知症の義母の学習効果・・第43話

要約

義母がパンツやパジャマ類にオシッコを引っかけなくなりました。辛抱強く穏やかに注意している家内の努力のたまものでしょうか。学習効果であれば凄いことです。

本題

先週の木曜日から、義母がトイレで小さい方の時、家内が寸前までトイレについて行ってパンツ類を膝下まで下げるよう辛抱強く教えています。記憶保持時間が1分の義母では改善できないだろうと考えていましたが、もしかしたら、効果が出始めたのかも知れません。

例えば、深夜の粗相が無くなりました。家内が起床後に義母の衣装ケースと洗濯物入れを調べていますが、いまのところ、オシッコで濡らした衣類は見当たりません。学習効果が出たのか、A3サイズの白紙に(カレンダーの裏)大きく書いた張り紙を貼ってますが、その効果なのか、どっちなのか不明です。

週に2日ほどデイサービスを休むので、その2日間は、家内の介護労働がボリュームアップとなります。それでも、家内が義母がトイレに行く度にパンツや股引にオシッコを引っかけないよう義母を指導します。深夜はさることながら、日中もちゃんと下げているそうです。

記憶保持時間が1分であるにも関わらず、何度も繰り返す行動では学習効果が出るといいんですが・・。嫌なことなど、3年ぐらい前までは半日以上、覚えていたような・・・。まだ1ヶ月ぐらい経過を観察しないとはっきりしたことは言えないですが、ピタッとしなくなったのでいささか驚いています。いずれにせよ、家内の忍耐力と親への愛情あってこその結果であり、その忍耐力や愛情レベルはかなり高いです。

昨日、業者を呼んでトイレ内を少しでも広くするための見積もりをお願いしたところです。義母がパンツ類を少しでも下げやすいようにするためです。また、手すりについては来週、別の業者と検討することになっています。奇跡的に義母がトイレでちゃんと出来るレベルになったとしても、いずれまた再発するかも知れないので実行する予定です。

第43話を有り難うございました。

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