認知症の義母を観て思うこと・・第55話
要約
認知症が進むとまともだった自分がいなくなります。それは怖いのでならないように努力をしなければと思います。誰かが何とかしてくれるだろう、と考えたくもなりますが、そんな惨めな人生の終わり方をしたくないです。
本題
とくにこの3年間に義母の症状が顕著に重くなってきました。それでも丈夫なので、生命力は旺盛です。それは本人がそう望んでいるのではなく、体が機能するために自動的に旺盛になっているのだと思います。それは義母が、義母としての生命体が自動的に活動するに任せているためだと思います。それはまるで義母がその生命体をレンタルしているかのようです。
自分の意志で体を思うように動かせなくなり、さらに脳システムが故障して家族そして社会に適応できなくなった現状・・このような状態は義母だけに限らず世の中の様々な障害者の方々にもあてはまります。でも、認知症の場合、その予防のために、パーフェクトではないにせよ、努力する余地はありそうです。
それでも義母のようになるかも知れませんが、少しでも症状を軽減する努力は、なりたくないなら、やる方が断然いいと思います。認知症になりたくないので、頑張ってみたいですね・・発症する確率はゼロではないのです。座して待つより先例を学習してやってみたいと考えています。
参考までに発症率についての記事の抜粋を貼付けしておきます。
「認知症の発症率は、年齢別に見ると年代が上がるほど増加傾向にあります。 60代では3%程度と認知症の発症率はそこまで高くありません。 しかし、70代の後半では男性12%・女性14%、80代後半になると男性35%・女性44%と大幅な増加が見られます。 90代の後半ともなると、男性の51%・女性の84%もの割合で認知症が発症するという結果が出ています。」
メディカル・ケア・サービス株式会社https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/dementia/4463 より。
さて、努力の中身です・・これまで見聞きした情報をベースに、出来る範囲で考えてみたいと思います。
兼好法師のようにはスラスラとは行きませんが、思いにふけながら自分なりの努力項目を羅列してみると
※前提として高齢者 ※医学的関係者ではないため参考にはなりません。悪しからず。
①勤務日数を減らしても仕事を続ける
②語学を勉強する・・趣味と実益の頭の体操
③小説を読む・・趣味と実益の頭の体操
④通勤電車に乗る・・刺激
⑤通勤で駅構内の雑踏の中を歩く・・刺激と緊張
⑥深酒をしない・・脳細胞の保護
⑦定期的な認知症検査を受ける
⑧定期的に健康診断を受ける
・・こんなところでしょうか。②については前からやってみたかった項目です。その外はどうにか実施しています。仕事についてはそう長くはやれないかも、ですね。・・ま、パンクしないようにやってみたいと考えています。
第55話を有り難うございました。